【古書】ソロモン最後の魔術書(高等魔術・魔女術体系5)/ マクレガー・メイザース編 / 松田アフラ訳 / 1992初版 / 魔女の家BOOKS / 帯付
¥13,200 税込
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ソロモン最後の魔術書(高等魔術・魔女術体系5)/ マクレガー・メイザース編 / 松田アフラ訳 / 1992初版 / 魔女の家BOOKS
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The Grimore Of Armadel, S.L.MacGregor Mathers, The keys of Rabbi Solomon, Edwart Hunter の翻訳です。貴重。魔女の家BOOKS「高等魔術・魔女術体系」に関しては以下のページをご確認ください。
https://dzogchen.hatenablog.com/entry/20050824
日本語でも割と情報が充実しているゴールデンドーン、近年はちょっとしたブームで良質・最新の入門書が翻訳されているウィッチクラフトに比して、西洋魔術界隈にはグリモア読みという禁断の沼があり、要するに中近世古典魔導書を読みにかかる趣味中の趣味みたいな世界だ。
現代人がわざわざグリモアを読む必要があるのか、と言うと、これが面白いもので2000年代以降、グリモア再発見とも言うべきムーブメントや、現代復興ウィッチクラフトのうち特に伝統派Traditional Witchcraftと呼ばれるエグい系、そこからルシフェリアンなどの現代ダーク系オカルト潮流の一次ソースとして、なんなら21世紀に入ってさらなる読み込みと深読み、執拗なリサーチの対象になったりしている。特にグリモアとアフリカ伝統宗教との相互作用とか、悪魔主義、サタニズム、堕天使教など、グリモアインスパイアドなモダンオカルティズムの世界が結構な熱量で持続しているのがこの10数年。まぁそこまで読む人はだいたい原典、英訳にあたるんだが、それでもざっと日本語に訳してくれてると大変助かる、スムースに入れる訳で、そのアドバンテージはラッキーとしか言いようがない。
魔女の家BOOKSのシリーズは、それらグリモア群の代表的なもの、メイザース、クロウリーが訳したアブラメリン、ソロモンの鍵、ゴーティア、アルマデルを、日本語で読める、多分未だに唯一で、これからもわざわざ翻訳なんてされないだろう、という風狂もの。特にこっそりおすすめは「ソロモン最後の魔導書」というタイトルで出されたArmadelとKeys of Rabbi Solomon写本の翻訳合本で、まぁ実際こんなの英語で読む機会もそうそうないのである。Keys of Rabbi Solomonは時々美装本が限定300部とかで出て、アジア人には売ってくれないとかそういうやつだ。
魔女の家BOOKSがなんで90年初頭にこれを出そうと思ったのか、出したのか、出せたのかはほんと頭おかしいんじゃないかとしか思えないが、とにかく本当にありがとうという気持ち。ゴールデンドーンとクロウリー、ウィッチクラフトもケイオスもさらって、さて21世紀の実践魔術を、という向きは、とりあえずグリモア原典群日本語訳であるこれらを手元に置いとくのが、日本人に生まれた幸運の活かし方だ。ある日、確かあそこに... とページを捲る日が来て、その時、感じるのは「奇跡」という感覚だろう。魔女の家BOOKS、賛。
Amazon最低価格: 160,000(「大いなる鍵」「小さき鍵」「最後の魔術書」3巻セット)(2024/7/29時点)
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